養蜂の誕生から国産はちみつが生まれるまでの歴史を解説します。

はちみつの歴史

• スペインのアルタミラ洞窟の壁面に描かれているはちみつの採取風景などから、 紀元前１８，０００〜紀元前１５，０００年頃にははちみつは人々に利用されてきたと 考えられています。 はちみつは最も古い食物のひとつであるといわれています。

日本の養蜂

• 蜜蜂が人家に飼われた記録は１７０８年、貝原益軒の「大和本草」に初めてみられます。 １８０３年には蜜の産地として、芸州広島の山代、石州、筑前、土州、薩州、丹波、豊後、 丹後、雲州、但州、勢州、尾州が上げられています。

転地養蜂の開花

• 常に同じ場所で蜂を飼えば花のある時期ははちみつを集める事は簡単ですが、 花がなくなる時期に備え前もって貯蜜を十分にするなど配慮も必要になります。 そこで花の開花に合わせて次の花へと蜂群を移動すれば有利な状態を繰り返せるのでは、 と考えるようになりました。

副産物

• はちみつの成分は種類によって違いますが、一般的に主成分はブドウ糖３５％、水分２０％、 果糖４０％、ショ糖が数％となっています。 微量成分には無機質として鉄、カリウム、ナトリウムなど、酵素としてジアスターゼなどが 含まれます。 そして副産物としてローヤルゼリー、プロポリスなどもあります。

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